中学校の先生になるためには

中学校教師の仕事内容

日本全国にある中学校の数はなんと11000校以上。
中学校は義務教育の最後の教育課程となります。

中学校教師の比率は男6人に対して女は4人。
若干男性のほうが多い実状です。
小学校のときは、1人の担任の先生がほとんどの教科を教えるといったスタイルをとっています。

それに対し、中学校では各教科ごとに専門の教科を持つ教員が授業を行うというスタイルをとっています。
中学校は義務教育ですから、基本的に退学処分といった厳罰処分などは無いですが、
どんなに問題を抱えた生徒であっても、
しっかりした教育精神をもって一人一人の生徒を対応しなければなりません。

精神的にも体力的にも「こども」の生徒が対象の小学校とは違い、
中学校ではさらに「大人」に近づいた生徒を相手に教育をすることとなります。
大人になっていく過程の中、生徒は精神的にとても不安定になりやすい状態で学校生活を送っています。

学校や生活、周囲の人間関係のことなど、思春期特有の問題に悩むこともあり、
大きな視野で生徒を見守りつつも注意を払う必要があると言えます。

生徒を社会に適応できるように指導していくことは、やりがいのある仕事と言えますが、
思春期の生徒への対応はそんなに簡単なことではありません。
生徒の悩みに対応しているうちに、先生のほうが精神的に参ってしまうケースもあります。

何人もの生徒の対応に追われ、心身ともに疲れきってしまい、
仕事を放棄したり、さらには鬱病になってしまう人もいると言われています。
勤務時間もとても長く、朝から夜までかかることも頻繁にあるでしょう。
授業以外の時間の休憩時間と呼ばれている時間にすら、
授業の下準備、学校行事の段取り、PTA活動などの準備等で
動き回らなければならない時もあります。

更に、クラブや部活動の顧問になった場合はさらに過酷です。
生徒が休みの日にクラブ活動の練習をするのであれば、
当然顧問もその場にいなければなりません。
休日出勤で支払われるのは特殊勤務手当と呼ばれる1000円ちょっとの賃金のみと言われています。

ちなみに公立中学校の場合には、転任(異動)がその採用地域内でのありますので、
定年までずっと同じ学校で勤務できるとは限らないのです。
一つの学校に何年いられるなどといった約束がされているわけでも無いのです。

中学校教師になるには

まず、大学や短期大学などで教員免許を取得する事が必要です。

国公立中学校を勤務地として希望するのであれば、地方自治体の採用試験を受けます。
私立の中学校を勤務地として希望するのならば各学校が実施する
採用試験を受験することになるでしょう。

そして、どちらの場合も合格さえすれば晴れてめでたく
中学校の先生になることができるのです。
ちなみに通信制の大学であっても教員免許の取得は可能のようです。

それに対し、教職課程のない大学では教員免許は取得できません。
※教員免許の種類(・専修免許状(大学院以上)・1種免許状(大学以上)・2種免許状(短期大学以上))